コラーゲンが肌の保湿に効果があるとされ化粧水などに使われる理由/コラーゲンの特徴や働きについても

皮膚の真皮にある線維芽細胞(せいんいがさいぼう)は、コラーゲンを作り出す役割を持つ細胞ですが、ダメージの蓄積や加齢によって働きが鈍くなります。

線維芽細胞の働きが弱まりコラーゲンの産生量が減少すると、水分の蒸発を防ぐ保湿機能が低下して乾燥が進み、肌のハリと弾力が低下して小じわやたるみが目立ち始めます。

つまり、コラーゲンは保湿に関わる重要な存在で、不足を外側から補うことを目的として化粧水などに使われています。

なお、化粧水に含まれるコラーゲンは、肌表面に薄い膜を張って乾燥を防ぐ効果を発揮します。肌にフタをすることで、水分の蒸発により乾燥が進んでしまうのを防ぐわけです。

また、潤いを保ちハリを与えるのも特徴的な効果の1つで、単なる保湿だけに留まらないのが魅力だといえます。そしてやはり、乾燥を直接的に防ぐことで小じわを減らし、肌年齢を改善へと導く働きも見逃せないポイントです。

コラーゲンは真皮まで到達しませんが、スッと馴染んで角質層に留まる特徴を持ちます。しかも、比較的安価な成分で様々な化粧品に含まれています。価格が手頃で気軽に試すことができて毎日使いやすいですから、無理なく続けられるので日々のスキンケアのお供に最適です。

実は、コラーゲンといっても水溶性タイプとアテロタイプ、加水分解タイプに低分子タイプがあります。水溶性とアテロタイプは分子が大きく、後者は浸透力が改善されているものの、前者同様に浸透しにくく肌表面に留まります。

狙い目は加水分解タイプと低分子タイプで、前者は分子が小さく角質層まで到達しますし、後者は更に小さく加工されているので浸透力に期待できます。

化粧水を選ぶなら、一緒に浸透して相乗的にスキンケア効果を発揮する、エイジングケア成分配合の製品がベストです。スキンケアの定番ビタミンC誘導体やプラセンタ、コエンザイムQ10などは相性が良いので、単体で使うよりも優れた効果に期待が持てます。

コラーゲンの特徴には、皮膚だけでなく骨や血管にも存在していたり、細胞同士を結ぶ働きを持つ点が挙げられます。ハリや弾力をもたらす役割があるので、産生量が減ると途端にハリと弾力に影響して、関節痛が強くなったり骨や血管が弱くなります。

この為、化粧水で補うことでハリと弾力を保てますし、食材を体に摂り入れれば関節痛の緩和や骨の強化、血管の硬化防止に期待できるでしょう。

体内での量は一般的に20歳をピークに減少の一途をたどるので、早めに補うスキンケアを始めたり、質の低下を引き起こす紫外線やストレス対策にも取り組むのが正解です。